名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

町人に後れを取るって何

元禄13年8月17日。
橘町裏で十三郎の狂言が行われる。
夜、寺西図書同心大田伝左衛門が屋敷の庭に筵を敷き、その上で腹を切り、咽を突いて死ぬ。
近眼(あさはか?)である。
この盆の最中に町人に逢い、はなはだおくれとるような行いがあったと。
女の子が1人おり、妻は近江守家来200石取伊藤清兵衛の娘であった。