名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

綱誠も早く亡くなり、子も亡くすとはつらい晩年

元禄13年7月23日。
4,5日前、石川壱岐伯父の善意が死ぬ。
阿部縫殿伯父のため文左衛門は見廻(見舞い)に出かける。
善意は初め誠公の御守であった。
昨年、子杢左衛門は乱心し、蔵で自殺していた。