名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

無視かよ

元禄9年5月9日頃のこと。
求女様に貸し出されていた古組湯浅銀太夫が仲間落合弥五右衛門に馬場に出てこいとの果状を送りつける。
どこの馬場とは書かれていなかったし、その上断りもなしに門から外へ出たと云々。
そのうち川澄三郎右などがこれを聞きつけ、弥五右衛門を門から外へ出すなと云々。
6月初めころ、銀太夫は調べられるが、乱心者と思われると。
弥五右衛門は少しも相手をせず、前々の通り勤めるようにと云々。