名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

ちゃんと食事をしているのが凄い

元禄9年10月29日。
空、晴れ渡る。
朝、弥藤治が大声を上げ、かれこれ話すとしばらくして静まる。
昨日までは薬1貼(袋)に人参1りん(厘)を入れていたが、すぐに出血したため5りん(厘)入れて用いる。
また熟睡したかと思うと急に目を開く。
申刻(午後3時)、弥次兵衛がやって来て、膏薬をつける。
弥藤治妾ならびに召仕の男に暇を出す。
弥藤治は魚を汁に入れて食べる。
昨日までは汁は食べれなかった。