名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

医療保険のない時代、治療費はバカにならない

元禄4月27日。
巳刻(午前9時)より雨が降る。
この日で文左衛門の家の修理は終わる。
おおよそ12日半かかる。
岩田金右衛門家老服部勘蔵は永らく病を患っており、いろいろと治療を試みるもよくならなかった。
近頃、勘蔵は自分の家計を調べ、病気が長引くのを苦しみ、自害して死ぬ。