名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

後悔しても仕方がない

元禄8年5月7日。
曇時々雨。
夜には雨となる。
子刻(午後11時)過ぎると晴れる。
申刻(午後3時)、文左衛門は小菅猶右のところへ行き、酒を飲み、碁を打ち、夜9ツ(午前0時)過ぎに帰る。
酉3刻(午後5時半過ぎ)、渡辺平兵衛の僕3人が口論を始め、ふたりしてひとりを踏み倒し、脇差を抜いたのを制止する。
終には3人とも暇を出す。
文左衛門は猶右のところで喧嘩の声を聞いていた。
しかし些細なことと思い、出て行かなかった。
今思うと出て行った方が良かったのかも。

確かに早めに制止していれば大事にならなかったかも。