名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

急に弱気になった

元禄10年10月3日。
文左衛門は猶右と漁に出かける。
夕暮れに帰る。
甚平は人の隙を伺い、巳半刻(午前10時)、手を縛った縄をそろそろと解き、側の長持の間にあった草履を造る小刀を持って咽に突き立てる。
この時、六右衛門という老人がいたが、怖くなって知らないふりをする。
ようやく人がやって来てこれを止める。
傷が喉にかかっていなかったので死ぬことはなかった。