名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

夜道は気をつけよう

元禄4年12月26日。
夜それも宵のうち、広井八幡町を木屋甚兵衛手代平三郎が首にかけた財布に受け取った金4両を入れて歩いていると、後ろから胡椒をいれた大きな頭巾を顔にかぶせられた。意識が朦朧としたところへ首を絞められ手足に縄をかけられた。
その間に犯人は財布の金を盗んで逃げ去った。
しばらくして意識を取り戻して起き上がるがどうすることもできなかった。