名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これは痛い

元禄4年11月1日。
新町の伊藤十右衛門借家に佐次右衛門という者が住んでいた。
その佐次右衛門が在郷馬(耕作用の馬)に睾丸の皮を食べられる。
しかし、命はとりとめる。
治療代として馬主が金子2分2朱を出す。
佐次右衛門は大豆葉を売っており、代わりを取りに家に入ると棚にあった葉を馬が食べていた。
馬を押しのけようとすると馬の顔で突き伏せられて仰向きになってしまう。
前が開いたところに馬の口が入ってしまいこの如く。