名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

ある意味、滑稽

元禄4年10月頃のこと。
村尾五郎左衛門嫡子伝右衛門は津田十郎の婿となり、婚礼を行うために妾に暇を遣わす。
しかし、出て行かないので、脅すために蔵へ行って米の上で細いひもをかけて死んだ真似をする。
すると俵が崩れてたちまち死んでしまう。
外向きには食あたりと申し立てる。
11月26日、伝右衛門の知行は村尾丈右衛門へと仰せ付けられる。