名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

罰の受け方も人それぞれ、この差は何

元禄2年閏1月20日。
夜、蔵王の前で大田文右衛門、中西新五左衛門、荻野七郎右衛門、孫四郎こと高田文蔵召仕どもが喧嘩をする。
文右衛門召仕はその場で切り殺さてしまう。
新五左衛門召仕は大河内瀬兵衛前で傷を負っているところを新五左衛門が引き取る。
七郎右衛門・分蔵召仕は共に立ち去る。
このため何れも逼塞となる。
25日夜、新五左衛門召仕は成敗される。
何れも出仕するようにとのことで26日日より出仕する。