名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

建中寺とあろうところで

貞享3年8月13日。
建中寺の住持阿春が追放となる。
寺社奉行から申し渡す。
その場で直ちに寺を出る。
住持の兄の道円という納所坊主(会計担当)は、乱暴かつ非道を働く。
全てにおいて行いが悪く、阿春と悪事を働く。
道円は昨年悪事を働き、追放を仰せ付けられていたが、阿春が匿いこの地に滞在させていた。
寺の者でも追放がある。