名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

年の瀬、世を悲観したか

正徳1年12月1日。
卯3刻(午前5時半杉)、三使は性高院を出発する。
稲葉の茶屋で菓子・酒などを食べて休憩する。
未(午後1時)過ぎ、起に到着し、昼の休憩をする。

五郎太様誕生祝いの能が明日からあるとの廻文がある。

高倉の森に入ったところのかり(仮)木戸で旅の者なのか22、3の男がこの夜首を吊って死んでした。
はばき(脛巾)をして懐中に金1両と銭少しを持っていた。