名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これも生臭坊主だな

宝永5年12月8日。
近頃、尾張平張(針)村にある秀伝寺の者が同村百姓の女と通じた。
この女は隣の村へ嫁いだが、ある日行方がわからなくなった。
婿の方からいろいろと手を尽くして探し、秀伝寺を物色して終に寺の中に隠し置いていたのを探し出した。
僧を殴りつけて女を連れ帰った。
僧は逐電してしまう。
寺は闕所となった。
肴篭などがあったと。