2024-03-01 不幸中の幸い 鸚鵡籠中記 宝永5年3月12日。卯(午前5時)過ぎ、松平善左衛門灰部屋9尺(1尺は約30センチ)ばかりが焼失する。風が少しもなかったので他には燃え移らず、幸運中の幸運であった。役人がたくさん集まった。