名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

今と違って変動相場

宝永5年2月10日。
この日頃、荒川次郎九郎が立太子の使いとして京へ出発する。

近頃、銭売買の定めと大銭(10文銭)のこともあり、名古屋でもにわかに銭が高くなる。
1分で1貫20文ほどがこの日の相場であった。