名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

今度は相撲見物か

宝永4年9月9日。
昼頃から文左衛門は瀬左・段之右・平左と御器所八幡山に相撲見物に出かける。
遠くの方では安兵・源蔵・伝右が集まっていた。
安兵から鞍掛(踏み台)2挺を持って来させ、その上に登って気持ちよく夕暮れまで見物する。
酒を飲んでとても楽しみ、日が暮れてから帰る。
帰りに鯰1升5合を買い求め、瀬左のところで汁にして食べる。
亥半(午後10時)に帰る。