名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

でかければいいもんじゃない

宝永2年6月5日。
卯半(午前6時)に法事が始まり、経の名代は渡辺飛騨守で衣冠を着る。
安芸からの使者天野源左衛門、香典銀子10枚。
政姫様から1枚、名代は新番が勤める。
家老5枚、老中3枚、大寄合2枚・礼剣以上1枚、側物頭以上・吟味役ともに金子100疋ずつ香典で拝礼する。
女中では春台院信濃守内義・伊与守内義・宮内内義以上は銀2枚ずつ、成瀬久左衛門内義1枚。
酉(午後5時)過ぎ、松平備後守使者が江戸よりやって来るが、川水のため遅れる。
熱田天王祭り田中の大山は高さ7間(1間は約1,8メートル)。
ようやく夕暮れ前に曳くと。