名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

やはり犯人なのか

宝永1年10月22日。
今井甚左衛門は市(一)の宮の普請が終わり、飛騨守宅で褒美に銀3枚を下される。
昨夜、代官生駒伊右衛門中間が自殺する。
先日12日夜に女を切った夫であったが、その後の札には女を切った者はわからないとあったので犯人ではなかった。
しかし、疑いは消えていなかった。
この男の死骸は塩漬けにする。