名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

茶屋は払ってもらえたから御の字

元禄16年4月26日。
少し前、龍泉寺で町人2人が音曲をしていた。
御目見衆がこれを叱りつけた。
すぐに謝って音曲には自信があったのでこのようなことをしてしまったと言った。
まずこちらへと茶屋へ入り、持参したものと種々取り出して2人は逐電した。
これで茶屋代1分2朱のうち合わせて2朱を払った。
1分の代わりに羽織を置いていったと。