名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

こりゃ、物騒だ

元禄16年3月27日。
近頃、湯本貞右衛門座敷の前の塀を切り抜いて盗みが入る。
座敷にあった鞍などを持ち去る。
湯本貞右衛門は江戸におり、留守であった。
小藤円右衛門の塀を乗り越えようとすると通りがかった者が者があった。
届けたのでここでは盗まなかったと。
近頃、石川弥十郎宅片場の方の水道の石を外し、米を盗み出して馬場で袋に入れ、俵を捨てて逃げ去る。
その他にも所々で追剥・泥棒などが出る。