名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

今なら人身売買と非難されそう

元禄16年2月20日。
夜、弥兵の内儀が死ぬ。
山下道三の娘であった。
初め道三は甥の山下武左衛門にを養子にして嫁がせようとしたが、武左衛門は承知しなかった。
その他にも悪事があったので道三から申し上げ、武左衛門は暇を下される。
このため泰心院(綱誠)の取り持ちで弥兵に下される。