名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-06-09から1日間の記事一覧

松平義行って名君ってことですが、何やら面倒な人

元禄15年1月30日。近頃、江戸において津侯(松平義行)が強く織田宮内を叱られる。信濃殿を始め老中は恐れて平服する。宮内が言葉を返したので津侯は刀に手をかけられる。雲侯(松平義昌)がこれを止め、宮内を退かせる。昨年冬のことと。万三郎様を養…

やはり街道筋ぼ管理もあるのか

元禄15年1月28日。五十人目付横井小太夫は市川甚左衛門と共に近江路を検分するため今朝出発する。

なぜ気づかないのか、枇杷島と巾下で

元禄15年1月22日。子刻(午後11時)、枇杷島橋から1、2町(1町は約100メートル)東で南側1町半余りが焼失する。文左衛門はこれを知らず、巾下あたりでも知らないものが多かった。

宿場の管理は尾張藩なのかなあ

元禄15年1月21日。野呂増左衛門が江戸へ出発する。木曽路の旅館を修理しながら江戸へ向かう

冬はやはり火事が多い

元禄15年1月17日。亥(午後9時)過ぎ、納屋で小さな家1軒が焼ける。尾頭で竹本筑後、橘町でからくり上手の大森市郎太夫たちが操りを行う。

放火はダメダメ

元禄15年1月16日。丑(午前1時)過ぎ、宝蔵寺側の門から火が燃え上がるようする。すぐに消し止める。付火と。

霞のようなものがかかっていたのか

元禄15年1月15日。日の出の太陽が2つ見える。半時(約1時間)ばかり見えたと。

女の敵だな、でも潔い

元禄15年1月12日。28になる北方村の百姓船頭新八は名古屋納屋の17になる女に子を孕ませていた。継母は金を求めるが、新八に金は無かった。この夜、女はやむを得ず新八の膝の下に置いた脇差を取り、新八を切ったが肘をわずかに傷つけただけだった。…

こういういざこざや部下を思う気持ちがないと心は離れていく

元禄15年1月6日。津侯(松平義行)は江戸で伝右衛門の役を解かれたの聞いて不審に思われると。それならば津侯の意向ではないのか。岩之丞様(吉通の弟で本寿院の子)を養子にされなかったことを本寿院(吉通生母)は立腹していた。津侯は万三郎様(綱誠…

ただ酒目当ての大騒ぎ

元禄15年1月4日。昨年の冬、平岩九右衛門は婚礼をあげていた。この日、町の若い者がやって来て、昼から夜になるまで大騒ぎをする。皿や鉢をなどを踏み砕き、畳を切りつけ、縁をはずし、掛物を切り破る。いちいち書き記すことでもないかも。昨年の冬に宴…

元禄15年1月の天気です

元禄15年1月1日。曇。辰半(午前8時)から雨が降る。夜になると止み、晴れる。元禄12年1月2日。晴。西風が雲を吹き流す。寒い。元禄15年1月3日。薄曇。申(午後3時)過ぎから霰(あられ)、霙(みぞれ)、雪が少し降り、止む。夜更けに雪が少…