名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

ただ酒目当ての大騒ぎ

元禄15年1月4日。
昨年の冬、平岩九右衛門は婚礼をあげていた。
この日、町の若い者がやって来て、昼から夜になるまで大騒ぎをする。
皿や鉢をなどを踏み砕き、畳を切りつけ、縁をはずし、掛物を切り破る。
いちいち書き記すことでもないかも。
昨年の冬に宴を開いたが、またやって来てこの如く。
鈴木十兵衛も昨年婚礼をあげたが、このような狼藉にあったと。