名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

ちゃんと理由を書いてよ、思わせぶりだなあ。

元禄14年3月25日。
申(午後3時)過ぎ、犬山で城番井上喜左衛門が田中市左衛門を急いで永井林平のところへ遣わす。
喜左衛門も行って両人を討ち果たそうとする。
終には両人のために喜左衛門は死んでしまう。
林平は7ヶ所、市左衛門は5ヶ所傷を負い、立ち退く。
裏庭などを踏み荒らし、膿が流れ出ていた。
喜左衛門の死骸は奥の物置にあった。
市左衛門・林平は共に城番であった。
前日に喜左衛門の妻と林平の妻は操りを見に出かけていた。
林平が世話をしたがこの時何かあったのか。
喜左衛門の書置に詳しいことがあり、その中には男として耐えがたき訳があったと。