名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-05-13から1日間の記事一覧

この日は血生臭い

元禄14年3月30日。三ツ井村の舅殺し与七が磔になる。様物が4つ。国奉行、町奉行が拝領する。

かなり時間が経ってからですね

元禄14年3月28日。瑞竜院様の霊屋の棟上げが行われる。

ちゃんと理由を書いてよ、思わせぶりだなあ。

元禄14年3月25日。申(午後3時)過ぎ、犬山で城番井上喜左衛門が田中市左衛門を急いで永井林平のところへ遣わす。喜左衛門も行って両人を討ち果たそうとする。終には両人のために喜左衛門は死んでしまう。林平は7ヶ所、市左衛門は5ヶ所傷を負い、立…

思わせぶりな書きっぷり

元禄14年3月23日。近頃、十三郎の狂言が終了し、その後は大二郎に任される。近頃、目明しにやいと(灸)市兵衛という者がなる。これは嘘で、11月に話があるのでそれを見るように。

放火でこれだけ

元禄14年3月22日。杉之町上で戸を縛った家が2軒、釘締めが5軒。放火を隠していたため。(4月9日の条を参照)

桂昌院は将軍綱吉の生母

元禄14年3月19日。先月、大樹の招きで熱田大宮司が江戸へと下る。桂昌院様の願いにより熱田仏閣建立がかなうはずである。名古屋では西の方角に深夜に変わった雲があり、黒船だと。山伏などが乗っていると。おかしな話である。

匂わせってこともあるしな

元禄14年3月16日。明日供番粕谷郷右衛門が発つというこの日、かねてより召し抱えていた浪人を切ろうとして傷を負い、江戸への出立を延期し、病気と称して引き込む。しばらくしてから江戸へと下る。この浪人は郷右衛門の母と通じたと。この時は継母の指…

でも時間はわかった

元禄14年3月15日。未半(午後2時)、火事と言うが詳しくはわからず。

江戸での事件ですが有名なので

元禄14年3月14日。子刻(午後11時)前、火の手が南の方角であがる。庚申堂側の町屋10軒ほどが焼ける。城の方角でなかったので文左衛門は出向かず。仲間は大方彦兵へと出向く。今後は名古屋での火事であるなら出るべきである。江戸において喧嘩があ…

今なら牢で死ぬと何かあったかと問題になる

元禄14年3月12日。近頃、一の鳥居側の地蔵守の僧が牢に入る。その後、牢で病死する。近頃、火付を捕らえる。

地震と関係があるのか

元禄14年3月7日。申半(午後4時)、弱い地震がある。電製(雷鳴?)。この時、光り物が通ると。

ちゃんと確認しないと

元禄14年3月3日。夕暮れに火事だと騒ぎがある。桜井内記の家から火があがり、煙が僕の家を覆う。文左衛門はちゃんと確認もせず、火事かと思い急いで立ち去る。どうやら竈で火を起こしていただけで、強風が僕の家の方向に吹いていたため。晴れた夜で煙も…

元禄14年3月の天気です

元禄14年3月1日。雨が止み、曇る。夜は雨が降ったり止んだり。元禄14年3月2日。曇。元禄14年3月3日。晴。夜は曇り、時に雨が降ったり止んだり。元禄14年3月4日。曇。時に糸雨(しう・霧雨)となる。夕暮れ前後、雨が降る。元禄14年3月5…