名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

桑名の火事が名古屋から見えるんです

元禄14年2月6日。
与語十郎左衛門側の法花寺町下にある4尺(1尺は約30センチ)に9尺ばかりの灰部屋が焼ける。
たちまち引き崩す。
申(午後3時)過ぎ、坤(南西)に煙が見えると騒ぎになる。
夜には坤の方角に未上刻(午後1時)から寅刻(午前1時)まで激しい炎が見える。
子(午前0時)までとも。
桑名で大火があり、申刻(午後3時)火が城に燃え移り、亥刻(午後9時)には焼け落ちてしまう。