名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

江戸で事件を起こしたのか

元禄11年12月14日。
この日廻状がある。
一筆申し入れる。
姫君様が去11日逝去なされたので、音曲鳴物などは禁止し、何事も穏便にするようにとの考えであると御老中が申されているので、その意をよく理解するように。
期日についてはおって伝える。
恐惶謹言。
小川惣左衛門。
柘植彦右衛門が女中局部屋へ入り込み、宝引(福引き)などをしていた。
これだけでもよくないことであるのに、その上女中と関係を持っていた。
近頃、兵衛督様の御袋様の御用達中根茂兵衛の相役柘植彦右衛門を板乗物で江戸より連れてくる。
津田九郎右衛門に御預けとなる。