2023-02-28 文左衛門さん、ベタ褒め 鸚鵡籠中記 元禄10年5月1日。文左衛門は白与加平の子・相政の子・鈴平次と一緒に新尾頭へ出かけ、操りを見物する。演目は伝授小町。曲は岡本文弥。かんおくり(神送り)などの説教に似たものであった。本当に竹元義太夫は後世に語り継がれるような人物であるが、松本治太夫はそれよりも素晴らしかった。治太夫は橘町の操りに出ており、この日でお終いであった。