名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

そこまでして操りが観たいのか

元禄8年5月28日。
晴。
巳刻(午前9時)過ぎ、文左衛門は加藤平左衛門と口裏を合わせ、味鋺へ魚釣りに行くふりをしてへんてつ(魚を入れる篭)と釣竿を持って出かける。
杉村へ行き、包みを預け置いて操りを見物する。
演目は都の富士。
太夫竹本義太夫
中入過ぎ、附舞台に碁盤人形を扱う者が現れ、盤上で演じる。
その他にも三味線引き、歌うたいなども多く出演し花を添える。
未半刻(午後2時)に帰る。
両親に杉村へ行ったのかと詰め寄られる。
文左衛門は謝るも、激しく責めたてられ、したことを恥じる。