名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

本当に正気に戻ったか

元禄8年3月7日。
1日中雨が降り、風が吹く。
夜亥刻(午後9時)より大雨となり、南の方では雷が鳴る。
夜半には雨が止み、風が吹く。
文左衛門は平左と児玉へ操りを見物に行くと約束していたが、雨天のため延期する。
由右衛門はほぼ正気に戻る。
児玉村で操りは駿河町の平左衛門が請け負い、太夫は河内通太夫竹本義太夫