名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

いろんな人が住まいを移っているのに

元禄10年閏2月8日。
晴。
寄合1200石の伊那庄左衛門が乱心し、自害する。
少し前、住まいが移ることをとても恥じていた。
嘆き悲しみながら、何とか忘れようとしていた。
親戚がこれを諌めるも、心は晴れなかった。
この日初めて住まいを移る。
亥(午後9時)過ぎ、、寝所で長刀を胸に当て、貫いて死んでしまう。