名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2023-01-30から1日間の記事一覧

無茶な

元禄10年閏2月29日。晴。近頃、町中へ金子15000両を納めさせるように町奉行に言い渡しがある。

迷惑千万

元禄10年閏2月28日。曇。今朝、俗にいう一文字の飛脚が名古屋に到着する。それには公が急に発駕の日を早め、初3月5日であったのが1日になると。

旅の恥はかき捨て

元禄10年閏2月26日。曇。循命がある。家中の輩で伊勢へ詣でる際、よからぬ行いをする者がいるようなので、厳しく戒めるようにと云々。近頃、町中で密かに火を放とうとする者がいるので家々では用心する。夜出歩くことはとがめる。

閏2月25日の天気です

元禄10年閏2月25日。曇。

怖いもの見たさ

元禄10年閏2月24日。曇。夜になって雨が降るが、止む。近頃、大沢無手右衛門の南の堀に妖物が現れると。夜ごと人がそれを見ようと集まる。先日、狂女がいたのをそう言ったのか。

公私混同か

元禄10年閏2月22日。循命がある。駕籠を手元に置いて勝手に乗ることは止めるように。

腕は立つのだな

元禄10年閏2月20日。晴。竹腰美濃守陪従(陪臣?)魚住慶右衛門が同僚2人と冥(くらがり)の森で闘う。慶右衛門は2人を切り、行方をくらます。後に死ぬと。

閏2月19日の天気です

元禄10年閏2月19日。1日中雨が降り、ジメジメする。深夜には止む。

閏2月18日の天気です

元禄10年閏2月18日。夜、曇る。深夜には雨が降る。

厳しいお言葉、少しはいいじゃない

元禄10年閏2月16日。循命(従うべき命令?)があり、それには家中の僕で礼を欠き、決まりを守らない者があるとのことである。必ず守るように。

いろんな人が住まいを移っているのに

元禄10年閏2月8日。晴。寄合1200石の伊那庄左衛門が乱心し、自害する。少し前、住まいが移ることをとても恥じていた。嘆き悲しみながら、何とか忘れようとしていた。親戚がこれを諌めるも、心は晴れなかった。この日初めて住まいを移る。亥(午後9…

閏2月7日の天気です

元禄10年閏2月7日。巳(午前9時)過ぎると曇る。未(午後1時)過ぎると雨が降る。夜になると湿った風が吹く。

これも悲しい事件

元禄10年閏2月3日。近頃、運上奉行倉林彦兵衛の椽(縁者?)で巾下に住む手代が妻と子3人を切り殺し、自害する。

閏2月1日の天気です

元禄10年閏2月1日。曇。午(午前11時)過ぎると雨が降る。夕暮れになると風が激しく吹く。夜になると雨が降ったり止んだり。