名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

これも馬の塔ですかね

文政1年5月18日。
23年目で七間町から馬を出す。
家々からもらった樽、蒸籠、菓子袋などが富沢町4町の間に隙間なく積み上げられる。
夜になると富沢町1丁目と書いた高張の提灯(竿などにつけた提灯)を2段に灯し、家々の提灯も山のようにあり、18日の宵闇は白昼のようであった。
馬のだしは先例の通り。
上に桟の無いのは宮町組。
上下組は上の様。
桟のあるのは(瓦組)はその次の様。
奉納とあるのは(大伝馬町 小伝馬町)はまたその次のよう。