名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

冬は乾燥するから火事も多い

元禄8年12月4日。
夜更け、少し雨が降る。
夜、火事があったと。
文左衛門は知らず。
屋根に上ると乾(北西)の遠くに火が見えたと。
また、伏見町下伽羅(きゃら、香木)の油売の家から火があがるも、たちまち消し止めたと。