名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

よっぽど不満があったのだろう

元禄8年11月15日。
雨が降る。
筑後守組衆の知行所如意という村で百姓が徒党を組み、村を占拠し、田の刈り入れを行わなかった。
そのため筑後守から国奉行に人をやり、足軽雑兵300人余りを村に行かせて田を刈り、首謀者5人を縛り上げた。
番人40人が縄をした輩は鍛冶鋏などを数多く待ち、手金(蓄えた金)は挾箱2杯に入っていたと。