名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

わざわざ出さなかった人を書き残さなくても

元禄8年4月7日。
曇。
未半(午後2時)過ぎから雨が降る。
平岩伝太夫は困窮がはなはだしかったので仲間で相談して600文ずつ援助することとする。
先日から話し合って決めたことで、この日銭を集めて送り届ける。
仲間の中で銭を出さなかったのは、佐藤岡右・平岩作左・若林元右・赤堀次郎兵衛・小川善六。
ただし2人の小頭は銭を出さず。