2022-12-17 わざわざ出さなかった人を書き残さなくても 鸚鵡籠中記 元禄8年4月7日。曇。未半(午後2時)過ぎから雨が降る。平岩伝太夫は困窮がはなはだしかったので仲間で相談して600文ずつ援助することとする。先日から話し合って決めたことで、この日銭を集めて送り届ける。仲間の中で銭を出さなかったのは、佐藤岡右・平岩作左・若林元右・赤堀次郎兵衛・小川善六。ただし2人の小頭は銭を出さず。