名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

しかし大殿様の屋敷のためとはいえ

元禄7年8月5日。
彼岸に入り、真福寺で操りが催される。
演目は高砂太夫は笹尾平太夫、その他にも踊りや軽業が行われる。
夜、橘町裏で足軽が喧嘩する。
文左衛門が鈴木左之右衛門と矢田へ行く途中で道閑寺を通ると、隼人正家来の家が全て崩し壊されていた。
それはほとんど火事の後の様相であった。
家などは急であったので安値で売り払われた。