名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

何の用事だったのかわからない

元禄7年閏5月9日。
文左衛門は腫物がよくなったので、拝謁に参上するが、お出ましはなし。
この日の7ツ(午後4時)から7ツ半(午後5時)の間に土屋庄左衛門宅へ来るようにとの手紙が御国御用人衆から岩間竹之丞のところへ来ていたので、文左衛門はこの日太郎兵衛と一緒に参上する。
しかし、衆左は御城で御用があるので、二の丸の玄関へ2、3ずつ目立たぬように来るようにとのことなので、竹之丞・室賀久太夫と連れ立って玄関へと出かける。
そこで庄左衛門に会う。
拝謁の人数と年を聞くと11人と。