名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

早朝出勤じゃないですか

元禄7年5月8日。
申下刻(午後4時)から曇る。
夜には時々星が見えていた。
子3刻(午前0時)、文左衛門は浜田宅左衛門・渡辺八弥・石川雲平と連れ立ってお迎えに出かける。
笠寺から10町(1町は約100メートル)あまり行くと先乗舎人八左衛門・水野権太夫に出会ったのでここから御供をする。
明け方未明、大路にはかがり火を焚き、提灯は満天の星のようであった。
御駕籠のあたりでは松明を燃やしていた。