名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

夫婦のことは他人にはうかがい知れない

元禄7年2月8日。
快晴。
花池で母子を叩き殺した者が勢州阿濃津で捕らえられ、連れてこられて牢に入る。
下津の者で怪力であった。
母子はこの男の妻子であった。
女房はとても肝がすわってた者で、暇の状が5、6通もあったと。
この日、熱田団浮山(断夫山)で40ばかりの者が切られている。
日置の者だと。