名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

夜勤のための業務マニュアル

元禄6年8月11日。
手紙を以って啓上する。
御城代衆は御二之丸に泊まり、御番をふたりで勤めるようになるはずである。
今日夕方から沢井三左衛門殿が御勤めになられる。
とりわけ御本丸御深井丸では夜中であろうとも何かあれば御番所に知らせるように。
このことは三左衛門殿が仰せになられた。
かつ、御本丸へは御通しになられる人はありえないので、田代五右御預かりの足軽衆へ御頼みなり、公用であるので通してくれと申すように。
御覧になれば先々へ御廻しと云々。