名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

それでどうなった

元禄6年7月25日。
雨が降ったりやんだり。
瀬兵衛は博奕に溺れて本屋(おもや)を壊し、座敷(客間)に住んでいた。
博奕宿をしていたので人が寄り集まっていた。
内藤与右衛門娘の瀬兵衛内儀は客のための酒をつぎ、茶を運ぶなど淫乱この上なかった。
義右衛門は長い間病気と偽って全く務めを果たしていなかった。
そして1日中博奕にふけっていた。