名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

2022-10-21から1日間の記事一覧

1月30日の天気です

元禄6年1月30日。曇。未の刻(午後1時)から雨が降り始め、深夜には晴れる。

かなり天候に左右されたような

元禄6年1月29日。この日で若宮の操りが終了する。

文左衛門さんは学がある

元禄6年1月29日。夜、小さな地震のようで地響きがある。皆は雪おこし(雪を伴う雷)と言う。文左衛門は早朝から絵師相原吉左衛門を呼び、子英列子を屏風に描かせる。申半刻(午後4時)に書き終え、3度の食事と銭200文を遣わす。

空振り

元禄6年1月28日。風が吹く。文左衛門は若宮へ出かけるが、昨今の風のため操りは行われず。

1月27日の天気です

元禄6年1月27日。雨が止み曇る。風が吹く。

結局何だったんだろう、不正の隠ぺいなのか

元禄6年1月26日。未半刻(午後2時)から雨が降り始める。日暮れに黒い雲が空を覆い、激しい風が吹く。狂ったような雨が家を射る。戌の刻(午後7時)、角兵衛がやって来て、関平の長屋に隠れていたが密かに母親に伝えてほしいと。今まで大変お世話にな…

働いてるじゃないですか

元禄6年1月26日。曇。亭午(正午)文左衛門は三宅九郎三郎・相原藤蔵と連れ立って古井の八幡を訪ね、そこから馬捨場、人焼場を初めて巡見する。

あまりのややこしさに頭が混乱

元禄6年1月25日。この日に油屋六左衛門がやって来て話してくれたことでは、昨晩、角兵衛が私のところへやって来て、それから志賀へ行ったと。この前、美濃の寺へ行って出家することを望んだが、すぐには許されなかったのでまた帰って来たと。このことを…

これが突破口になるかも

元禄6年1月24日。角(覚?)兵衛妻子を志賀へ遣わす。

いつも同じでは飽きられる

元禄6年1月23日。晴天にはならず。若宮での操りは少しからくりの変更があるため行われず。

えらいのんびりしているなあ

元禄6年1月22日。この日文左衛門は大塩豊内と連れ立って若宮へ出かける。芝居で鈴木水之助に会い、一緒に見物する。山本忠右衛門・同丹三郎もやって来る。皆、中入りで帰る。文左衛門は安兵衛の茶屋で奈良茶飯を2杯食べ、酒などを飲む。

一体どこへ

元禄6年1月22日。請人甚助が覚兵衛を行方を尋ねる。八左衛門も連れて捜索する。

これは心配だ

元禄6年1月21日。文左衛門は渡辺七内のところへ出かける。両親は昨日の朝から召仕三野浦覚兵衛が中橋と法花寺町へ出かけたが、まだ帰っておらず不審に思っていた。調べのために忙しいからと出かけなかった。七内のところへ来たのは覚右衛門・平兵衛・源…

1月20日の天気です

元禄6年1月20日。わずかに雨が降る。昼過ぎから晴れる。

本当に病気だったのか

元禄6年1月19日。早起きし汁3杯(皮牛蒡、くづし(練り物?))の食事をとる。巳の刻(午前9時)、関円右衛門・田村新八・三宅九郎三郎・相原藤蔵と連れ立って若宮へ行き、操りを見物する。演目は志賀郡都物語。太夫は越川権太夫。義太夫節の声は良く…

奇跡の回復力

元禄6年1月18日。午の刻(午前11時)、文左衛門は快方にむかい、奈良漬けと焼き塩で粥を2杯食べる。暮には近所に遊びに出かける。戌の刻(午後7時)にまた粥を2杯食べる。夕暮れには操りの太鼓が触れ回る。この日から若宮で開催の予定であったが昨…

夜中の往診か

元禄6年1月17日。雨が降り、午(午前11時)には晴れる。亥の刻(午後9時)、文左衛門は腹が張り、胸が苦しくなって8度吐いてしまう。子の刻(午後11時)、山田京安を呼んで脈を診てもらう。この時、脈が絶え、ようやく薬を飲んで脈が戻る。宵に湯…

冬らしい天気です

元禄6年1月15日。風が吹く。熱田の祭礼は例年通り行われる。

また不審火

元禄6年1月14日。夜四つ半(午後10時)、建中寺前御腰物奉行服部甚蔵の長屋が燃える。放火かと。

呪われた家か

元禄6年1月11日。夜丑の刻(午前1時)、中ノ町江坂清左衛門の家で火災がある。長屋まで残らず焼けてしまう。4年前土屋左之右衛門が住んでいた時にも火事があって家が焼けてしまった。清左衛門の炬燵から火が燃え出たと。

晴れの舞台での大失態

元禄6年1月11日。晴天。文左衛門は御乗始を拝見するため4つ(午前10時)前に出かける。ようやく未の刻(午後1時)に始まる。とても退屈であった。摂津守様(松平義行)御名代伊藤平兵衛が乗った馬が並足の際にしきりに右の口で強く鏡板を噛むので困…

放火などもってのほか

元禄6年1月8日。昨年熱田で放火した者が牢に入る。

大体なぜ女房を売り払ったのか

元禄6年1月8日。岩田八左衛門若党が昨年冬に女房を連れて伊勢へ参詣するが、明星の茶屋で女房を売り払う。金を受け取っていながらその夜女房を逃がし、待ち合わせて連れて帰る。茶屋はとても腹をたて、名古屋へやって調べにやって来て初めの金を返せばな…

1月3日の天気です

元禄6年1月3日。巳の刻(午前9時)、雪が降り始め、しばらくして止む。

舗装なんてしてないですから

元禄6年1月1日。辰の刻(午前7時)まで細かい雨が降る。正午から晴れる。昨日からの雨や雪で道路はとてもひどい状態であった。