名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

博奕は人を狂わせる

元禄6年6月22日。
大和守組魚住治右衛門150石が改易となる。
甚野意右衛門、西郷十郎右衛門が同道する。
治右衛門は博奕に入れ込み、身を持ち崩していた。
あるいは膠漆の切米手形5、6通を借りて御蔵で受け取り、一度に金に換えて元手とし、上手くいった時に返済していた。
または材木を人の名代でいくら受け取り金に換えていた。
晦日・盆前には博奕の金にしていた。
仔細に書き残すものではない。