名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

まだまだ親の域には達していない

元禄6年2月1日。
文左衛門は沢井三左・同与三右のところへ祝儀に出かける。
この日、佐藤庄右衛門が奥御番を仰せ付けられる。
御弓衆から水野弥左衛門、御書院番から近藤九兵衛が呼び出され、15人扶持を下される。
親九兵衛は1000石取であったが、源敬様(義直)御法事の際に門を守っていて、どこかの馬が門の中に入って騒ぎとなったので改易となっていた。
その子が近藤九兵衛であった。