名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

この弥次馬根性と筆まめが文左衛門の真骨頂

元禄5年11月7日。
正午、文左衛門は山口六右衛門と連れ立って、七曲新町へ女の死骸を見物に出かけるが、昨日広小路へ移したとのことで広小路へと向かう。
首の切り口から、先ず突き殺してから短刀などで首を掻き切ったように見えた。
小柄な女であった。
帰りには雪が降っていた。
未刻(午後1時)家に帰る。
晴れていたが、申の刻(午後4時)雨が降り始め、夕刻にやむ。
夜には僅かに雪が降る。