名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

僧侶のデモみたいなもの

貞享4年12月19日。
熱田の検地の件で関係者を大薬師へ呼び集める。
105もの寺で僧が騒いでいるので十分に気をつけるようにとの回文がある。
これは神領金が毎年1000両あまりにもなっているが、それが御城に置かれて修理費用となっていた。
その後は公方家からの造営は行われていなかった。
護国寺が去年日本中を回った際この地にやって来て、神領金などについて申し上げたためにこのような騒ぎとなる。