名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

不倫の果ての刃傷沙汰

貞享3年6月21日。
朝、駿河町より山村八郎左衛門町への入口の堀端で、中間が下帯もつけない丸裸で切り殺されていた。
頭を一太刀と腕を切られていた。
この者は鳥井与兵衛の槍持ちで、若党の女房と密通したため若党が切って立ち去る。