名古屋の町は大騒ぎ

名古屋でおこった江戸時代の事件を紹介

子を亡くしておとがめなしでは

貞享3年6月10日。
後にに暇を取り浪人となった竹腰龍助の帳付け(検地役人)青山内右衛門の子藤七は都筑弥兵衛のところへ奉公に出ていた。
近頃、片桐弥五右家来と共に参宮のためと暇を願い出て、婿入りしたとも小宿(暇を取った時に身を寄せる場)入りしたともと云々。
調べの上、6月13日に藤七は成敗となる。
内右衛門は岡田善八の婿であったのでおとがめはなし。